当社 CEO 金野が、INPIT の公式座談会に登壇
~ディープテックスタートアップの「生存戦略」を専門家と語る~
BIRD INITIATIVE 株式会社 代表取締役 CEO 金野諭は、INPIT(経済産業省・特許庁所管の独立行政法人)が 2026 年 4 月に公開した IPAS 事例集に収録された特別対談に登壇しました。対談テーマは、「ディープテックスタートアップは『事業・資金・人材』のジレンマをどう突破するか? ~ビジネス・知財のプロが語る“生存戦略”~」で、事例集の 26~31 ページに掲載されています。
本座談会において、金野は VC 投資家、弁理士、弁護士といった各分野の第一人者とともに、ディープテックスタートアップが直面する「事業・資金・人材の三すくみ」という課題とその打開策について議論を交わしました。日本最大規模の知財アクセラレータ―「IPAS」の集大成である同書に当社の知見が収録されたことは、「知財×ビジネス×投資」を統合した BIRD INITIATIVE のアプローチが公的機関に認められたことを示しています。
座談会における代表・金野の主要な提言は以下の通りです。
1) トラクションとは「売上」ではなく「仮説検証の積み上げ」である
ディープテック企業にとってのトラクションは仮説検証のプロセスそのものです。「仮説がブラッシュアップされ進化した事実こそが、投資家が見ているポイント」であり、事業の魅力や仮説検証が進んでいない限り、資金も人材もついてこないと指摘しました。
2) フラッグシップ特許に集中投資せよ
IT 領域においては 1 件のフラッグシップ特許があれば十分であり、「1 件に 100万円以上かけてでも、最強の特許を取るべき」であることを提言しました。また、これからの時代は専門家以上に投資家が知財の重要性を訴えるべきであると強調しています。
3) AI 時代の勝ち筋は「暗黙知×AI」
AI を活用すれば 60~70 点のドラフトは一瞬で作成可能ですが、真に価値を持つのは「AI が拾えない暗黙知・独自ノウハウ」です。AI の素案を自社のノウハウを用いて 100 点に仕上げることこそが、これからの勝ち筋であると語りました。


• INPIT とは
独立行政法人工業所有権情報・研修館
経済産業省所管の独立行政法人として、特許庁と密接に連携しながら活動し、特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産(知財)に関する情報の提供や、相談・人材育成を行う専門機関です。
当社 CEO 金野諭プロフィール
BIRD INITIATIVE 株式会社 代表取締役 CEO。
大手 SI 企業で新規事業創出に従事した後、VC にて投資先の成長支援、クラウド領域の投資、IPO 支援等を経験。米国での起業・売却を経て、IP Bridge では「知財×金融」のモデルづくりにも携わる。現在は BIRD INITIATIVE にて、大企業発の新規事業創出を支援。IAM「世界の知財戦略家 300」に選定。テキサス大学オースティン校 MBA 修了。ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト。東京都 ASAC、特許庁 IPAS、国土交通省関連委員等、各種スタートアップ支援にも従事。